友心町家について

代表・栗原が外国人実習生の世話役としてミャンマーに渡った90年代、
現地は今とは違ってうんと何もない時代。

バブル真っ只中の日本から飛び込んだ栗原は、大きなカルチャーショックを受けました。それでも、若者に技術を伝え、未来へつなぐミッションにはやりがいがありました。

同時にミャンマーが置かれている状況の厳しさも目の当たりにし、
手を差し伸べる大切さを学んだのです。

シェアハウスの運営を通じて仲間を繋ぐ場所づくりに努めたのも
そんな思いからでした。

栗原は、ミャンマーでの生活を経て、
帰国後に「京町家」をリノベーションし、シェアハウスを始めます。

接点のない人同士が出会う化学反応の面白さや、
誰かの拠り所となるコミュニティの大切さを、
ミャンマーで学んだからでした。

舞台にはとこしえの価値を継ぐ京都の町家を選び、
古いものを再び輝かせたい…という願いも込めて。
その願いは、やがてレストランやギャラリーの運営などに
少しずつ広がっていきます。